かんざきを歩こう 散策マップ(12)   《脊振山コース》

2020/02/01

神埼まちあるき 《かんざきを歩こう 散策コース・マップ》

かんざきを歩こう 散策マップ(12)《脊振山コース》

【コース概要】

肥前と筑前の国境をなす脊振山。標高1054mの脊振山系の主峰として位置しています。この脊振山は、肥前と筑前を流れる河川の源であり、肥前側には城原川・田手川・嘉瀬川が、筑前川には那珂川が流れだす、水が生まれる重要な山です。

古くは、航海の安全祈願の山とされ、神宮皇后の朝鮮出兵の際、安全航海と武運長久を祈願したことに脊振山信仰が始まると伝えられています。平安期には宗像三女神と弁財天が習合され、脊振山上宮弁財天として現在に至っています。

さらに、平安時代より山岳修験の霊場として栄え、最盛期には「脊振千坊」と呼ばれほどの一大山岳霊場でした。中世の南北朝期に衰退しますが、近世になると佐賀藩主の手厚い信仰と保護を受けています。

脊振山頂一帯には、山岳信仰(修験)の歴史を物語る東門寺と僧坊跡や役行者像、山頂には脊振山上宮石宝殿が建ち、脊振山信仰の歴史を知ることができます。

【コース時間・距離】

 駐車場:脊振山公園駐車(山頂部)

 コース散策時間:2時間程度

 コース全体距離:約2km

【見所】

・脊振山上宮石宝殿と石灯籠などの石造物

・役行者像(自衛隊基地内にあり見学許可要)

・竜の池

・東門寺多聞坊跡など

 散策マップPDFはこちらから  №12 脊振山 散策マップ.pdf

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