構造特徴・概要 |
阿行の狛犬である。方形基壇に切石を2段組んだ基礎上に方形の台座を置く。牡丹文を彫った岩座に前脚を乗せ後足は左を踏ん張り、右は岩座に乗せる姿勢である。台座に銘文を刻んでいる。大きく口を開け、上歯が4本と左右の牙が、下歯は6本である。鼻は大きく突出し、鬣は大きな巻き毛で精緻に彫られる。後足は踏ん張った筋肉が明瞭に掘り出され、尾は大きく3つに分かれた巻尾である。 |
規模 |
【全体規模】高:193.0㎝・ 幅:97.0㎝・ 奥:126.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【基礎上正面】 維時天保七年歳次 丙申暮春穀旦建之 【基礎上右面】 奉獻 【基礎上左面】 石燈籠施主中 |