天満宮の鳥居
てんまんぐうのとりい

資料解説

用作地区の天満神社の鳥居で、享和3年(1803)に建立されています。施主は用作村の氏子で石工は冨永嘉平次により製作されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 天満宮の鳥居(てんまんぐうのとりい)
所在地 千代田町 用作 用作
場所 用作地区天満神社境内に位置する。
年代 江戸 享和3年 (1803年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 7286

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 明神鳥居の構造を持つ。柱は1本造りで上端部に台輪を持つ。基礎部は明瞭な亀腹を置く。貫は補修され新しくなっている。笠木・島木は2本継で緩やかに反りを持つ。額束は上端部を欠損し、内部に「天満宮」の文字を彫る。
現状 大きな破損・欠損・補修等は認められないが、柱の一部に亀裂が認められる。貫は新しく補修されている。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:271.5cm・ 幅:346.5cm・ 奥:64.0cm
材質 安山岩
製作・建立者 施主:當村(用作)氏子中
石工:冨永嘉平次
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【額束正面】
 天満宮
【右柱正面】
                   神主 向井斉宮藤原為和
 享和三癸亥歳正月吉良日 施主 當村氏子中敬白
                   石工 冨永嘉平次
【左柱正面】
         一天泰平國家安全
 奉建立神門伏而惟        肥之前列(州)神埼郡用作邑
         社頭康盛五穀成就
                 村中安全氏子繁昌之攸

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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