構造特徴・概要 |
基礎・中台・龕部・屋根で構成される。基礎は断面方形で、正面形は台形状である。正面と左右側面に銘文が刻まれている。中台は平面円形で側面に圏線を施し下部に線刻で素文の蓮弁を配している。龕部は円筒形で上半部に方形の額内に半肉彫りの地蔵菩薩立像を6体彫る。下半部は、無文である。笠は、平面六角形で軒先はわずかに上方に尖る。上部に宝珠を持つ。 |
現状 |
龕部は剥落と縦方向のひびが入る。笠の一部を欠損する。 |
規模 |
【全体規模】高:160.0㎝・ 幅:75.0㎝・ 奥:75.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【基礎正面】 現世安穏道■ (梵字アク) 後生善徳■ 辛 享禄四 八月■ 卯
【基礎右面】 (梵字キリーク) ■■■■自
【基礎左面】 近幽色豈倩 |