六地蔵石幢
ろくじぞうせきどう

資料解説

六地蔵石幢で、龕部が円筒形の特徴を持っています。享禄4年(1531)に建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石塔 > 六地蔵石幢
名称 六地蔵石幢(ろくじぞうせきどう)
所在地 千代田町 﨑村 﨑村
場所 真福寺
年代 室町 享禄4年 (1531年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 6899

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・中台・龕部・屋根で構成される。基礎は断面方形で、正面形は台形状である。正面と左右側面に銘文が刻まれている。中台は平面円形で側面に圏線を施し下部に線刻で素文の蓮弁を配している。龕部は円筒形で上半部に方形の額内に半肉彫りの地蔵菩薩立像を6体彫る。下半部は、無文である。笠は、平面六角形で軒先はわずかに上方に尖る。上部に宝珠を持つ。
現状 龕部は剥落と縦方向のひびが入る。笠の一部を欠損する。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:160.0㎝・ 幅:75.0㎝・ 奥:75.0㎝
材質 安山岩・龕部は砂岩質
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎正面】
          現世安穏道■
(梵字アク)   後生善徳■
            辛
         享禄四 八月■
             卯

【基礎右面】
(梵字キリーク) ■■■■自

【基礎左面】
 近幽色豈倩

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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