構造特徴・概要 |
基礎(竿)・塔身で構成される。基礎は、方柱形で正面に額を設け「地侍地蔵尊」と左側面に施主名が彫られている。塔身は、蓮華座・光背・像が一体的に彫られており、蓮華座は平面方形で素弁の蓮弁を配し間弁が付く。光背は舟形で上端部を欠損する。像は肉彫りされた地蔵菩薩立像で、顔部は大きく欠損する。衲衣を纏い裾は大きく外に拡がる。胸元で持物を掲げているが、剥落のため詳細は不明である。 |
規模 |
【全体規模】高:72.0㎝・ 幅:30.0㎝・ 奥:22.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【基礎正面】 地待地蔵尊
【基礎左面】 施主當所 樋口平■ |