三界萬霊地蔵尊塔
さんかいばんれいじぞうそんとう

資料解説

万霊を供養することを目的として建立された三界萬霊地蔵尊塔です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 三界萬霊地蔵尊塔(さんかいばんれいじぞうそんとう)
所在地 千代田町 餘江 東野ヶ里
場所 武内神社内
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 6244

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 現状、基壇・基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基礎は竿石を方形に組み、平面方形の基礎を組む。竿は、断面方形の方柱形で、正面に額を設け「三界萬霊」と側面には年号と願主が彫られている。蓮華座は、平面円形で素弁の蓮文を廻らし間弁が付く。底面は円形状にわずかに突出し、上面は平坦である。塔身は、丸彫りされた地蔵菩薩坐像で、剃髪で衲衣を纏い脚を結跏趺坐に組む。組んだ脚上で両手で宝珠を掲げている。なお、基礎と竿は石材が異なり新設されたものと思われる。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:135.0㎝・ 幅:59.5㎝・ 奥:65.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎上右面】
 天保九戊戌歳五月下浣
【基礎上正面】
 三界萬霊
【基礎上左面】
 當村中
【お堂の棟札】
                        区長
 昭和四拾四年参月拾四日之建     
                          酒見五郎氏  
   

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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