熊野神社の鳥居
くまのじんじゃのとりい

資料解説

貞享5年(1688)に乙大石村・上黒井村・十條村の氏子により建立された熊野神社の鳥居です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 熊野神社の鳥居(くまのじんじゃのとりい)
所在地 千代田町 黒井 上黒井
場所 熊野神社境内に位置する。
年代 江戸 貞享5年 (1688年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 4897

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 柱は3本継でほぼ垂直に建てられる。基礎に亀腹を置き、上端部には島木を支える台輪がある。笠木・島木は三本継で、柱やや外側より反増し、鼻は襷墨に切り落とす。貫は、新調されており三本継である。中央部に「熊野社」の額束を嵌めている。
現状 貫と額束が当たら若く補修されているほかは、破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:302.0㎝、幅:399.0㎝、奥:54.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 上黒井村と乙大石村・十条村の寄進による鳥居である。
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【額束正面】
 熊野社
【右柱正面】
 貞享五年戊辰之秋九月吉日
       乙大石村
 肥前國神埼郡上黒井村氏子中
       十條村

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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