構造特徴・概要 |
基礎・塔身で構成される。基礎は方形の一石で、昭和10年に地蔵祭田寄贈者名が記されている。塔身は、丸彫りの地蔵菩薩坐像で、底面に線刻で蓮文が施された蓮華座を一体に彫る。像は全体的にずんぐりし、衣の表現も簡略されている、両腕は胸の高さで持物を掲げており、右手には中央に丸い突起がある丸い持物を、左手には中老産が容器の口のような形の円形の持仏を掲げている。背中の中央部よりやや下位に横方向の浅い沈線が見られ、衣の表現と思われる。塔身の地蔵像には年号はなく製作年代は不明である。 |
規模 |
【全体規模】高:67.5cm・ 幅:38.5cm・ 奥:32.5cm |
銘文 ※1、※2 |
【基礎】 地蔵祭田 一田貮畝 拾九歩
右寄贈者 原權七郎殿 昭和十年一月 土生村 |