地蔵菩薩像
じぞうぼさつぞう

資料解説

いぼ地蔵と呼ばれる丸彫りの地蔵菩薩坐像です。全体に簡略された形をしており、特徴的な地蔵です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 地蔵菩薩像(じぞうぼさつぞう)
所在地
場所
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 2976

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身で構成される。基礎は方形の一石で、昭和10年に地蔵祭田寄贈者名が記されている。塔身は、丸彫りの地蔵菩薩坐像で、底面に線刻で蓮文が施された蓮華座を一体に彫る。像は全体的にずんぐりし、衣の表現も簡略されている、両腕は胸の高さで持物を掲げており、右手には中央に丸い突起がある丸い持物を、左手には中老産が容器の口のような形の円形の持仏を掲げている。背中の中央部よりやや下位に横方向の浅い沈線が見られ、衣の表現と思われる。塔身の地蔵像には年号はなく製作年代は不明である。
現状 破損・欠損はない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:67.5cm・ 幅:38.5cm・ 奥:32.5cm
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎】
   地蔵祭田
 一田貮畝
   拾九歩

 右寄贈者
  原權七郎殿
  昭和十年一月
     土生村 

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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