六地蔵石幢
ろくじぞうせきどう

資料解説

宝暦2年(1752)に神埼郡上神代村の信太郎という人物により再興された三界萬霊六地蔵石幢です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石塔 > 六地蔵石幢
名称 六地蔵石幢(ろくじぞうせきどう)
所在地 千代田町 渡瀬 上神代
場所
年代 江戸 宝暦2年 (1752年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 6058

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 竿・中台・龕部・屋根で構成される。基礎部は現状コンクリートで補強されている。下部がわずかに幅が広い方柱形の竿で、正面に長楕円形の枠を設け「奉再興三界萬霊」と刻まれ、右面には年号を左面では施主名が彫られている。中台は、下部に蓮弁を配し上半部は無文である。上面に顔部を組むための円形の窪みが穿たれている。龕部は底面が円形の台座が彫り出され、六体の立像の地蔵菩薩像を半肉彫りする。像は、一部頭部が欠損するが、剃髪で衲衣を纏い手には人物をそれぞれ掲げている。六体共に前に傾斜して彫られている。台座部の一部は欠損しコンクリートで補修されている。笠は、平面六角形で約1/3程が欠損する。各軒先部分は上方に反りを持つ。上端部に宝珠が付く。
現状 笠・龕部の一部を欠損し、コンクリートで補修されて入れいる。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:173.5㎝・ 直:47.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 施主:神埼郡上神代村 信太郎
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 ■(梵字)奉再興三界萬靈
【左面】
 神埼郡上神代村中志
 施主 當劦信太郎
    (州)(郡?)
【右面】
 于時寳二壬申夘月吉詳日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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