恵比寿像
えびすぞう

資料解説

舟形光背が付く恵比寿像塔で、光背裏面に天保6年(1835)の年号が彫られています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 天部
名称 恵比寿像(えびすぞう)
所在地 千代田町 境原 原の町
場所
年代 江戸 天保6年 (1835年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 5925

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・塔身で構成される。基礎は平面方形の一石づくりで、上部にコンクリートで補強された塔身を建てる。塔身は、平面長方形状の台座で、正面並びに左右側面に岩文が彫られる。光背は舟形でやや斜めに傾いた形状で、正面は平滑に仕上げられている。側面観は、情報部が前方に湾曲し、側面には荒割され面を持つ。背面は上半部に荒割の整形痕が残り中央部は素材の面を残し平滑で年号が刻まれている。像は、岩座に左足を降し右足を組み座り、烏帽子を被る。烏帽子正面には宝珠文が彫られている。狩衣・指貫を付け、脚には脛当を付ける。腰には長紐が結ばれている。左脇に鯛を抱え、尾鰭は右肩部上方にある。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:86.0㎝・ 幅:42.0㎝・ 奥:36.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 出来島町 渋谷判兵衛
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身裏】
               出来島町
 天保未九月吉祥日   渋谷利兵衛

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

place位置情報

compare_arrows関連情報

関連情報はありません。