猿田彦大神塔
さるたひこだいじんとう

資料解説

寛政12年(1800)に九兵衛・利兵衛・夘兵衛の三名が施主となり造立された猿田彦大神塔です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 猿田彦大神
名称 猿田彦大神塔(さるたひこだいじんとう)
所在地 千代田町 下西 上西
場所 貴別当神社内
年代 江戸 寛政12年 (1800年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 5762

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身で構成される。基礎は、平面方形の切石を用いるており、現状、大きく傾いている。塔身は、素材の分割面を正面に用い、平滑な面に仕上げられている。中央部に縁取りを持つ長方形の額を設け「猿田彦大神」と彫られる。額の右外側から下部に掛けて、紀年銘と施主名が、額上部には、月と日が彫られている。側面は、形状を整える荒割整形が行われ、裏面部は側面側からの打撃による整形加工が全面に行われ、中央部に稜を形成する。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:89.5cm・ 幅:47.0cm ・奥:36.0cm
材質 安山岩
製作・建立者 施主:九兵衛・利兵衛・夘兵衛
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正】
 寛政十二庚甲年
          施主
            九兵衞
            利兵衞
            夘兵衞
 ○
   猿田彦大神
 ?
  十二月吉祥日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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