構造特徴・概要 |
基礎・塔身で構成される。基礎は、平面方形の切石を用いるており、現状、大きく傾いている。塔身は、素材の分割面を正面に用い、平滑な面に仕上げられている。中央部に縁取りを持つ長方形の額を設け「猿田彦大神」と彫られる。額の右外側から下部に掛けて、紀年銘と施主名が、額上部には、月と日が彫られている。側面は、形状を整える荒割整形が行われ、裏面部は側面側からの打撃による整形加工が全面に行われ、中央部に稜を形成する。 |
規模 |
【全体規模】高:89.5cm・ 幅:47.0cm ・奥:36.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【塔身正】 寛政十二庚甲年 施主 九兵衞 利兵衞 夘兵衞 ○ 猿田彦大神 ? 十二月吉祥日 |