猿田彦大神塔
さるたひこだいじんとう

資料解説

光円寺境内に残されている猿田彦太神塔で、安永8年(1779)に造立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 猿田彦大神
名称 猿田彦大神塔(さるたひこだいじんとう)
所在地 千代田町 姉 大石
場所 光円寺境内に所在する。
年代 江戸 安永8年 (1779年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 4844

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身で構成される。基礎は、整形加工された平面方形の切石を用いる。塔身は、不定方柱状に粗割された自然石で、頭部は尖頭状となる。正面左右側縁に縦7.5㎝・横5.0㎝の矢穴が5から6個連続して残る。正面中央部に長方形の額を設け「猿田彦大神」をその左右に紀年銘を彫る。側面は、左側面が分割面を利用し、細部の整形痕が残る。正面側の縁辺には、幅7.5㎝・深さ5.0㎝の矢穴が連続して残る。基部側に願主名が彫られているが詳細は判読できない。右側面は、大きく二つの大きな割面で構成され、全体の形状を整えている。裏面は、素材の形状が大きく残り丸みを持つ。基部側に形状を整える縁取り加工痕が残る。
現状 破損・欠損・補修等は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:113.0㎝・幅:43.5㎝・奥行:37.0㎝
材質 花崗岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正面】
 安永八己亥年
 猿田彦太神
 正月吉日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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