倉岡宮の鳥居
くらおかぐうのとりい

資料解説

文久3年(1863)に今屋敷地区の牟田参河宗廣ほか14名により奉獻された鳥居です。額束には「倉岡宮」と彫られています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 倉岡宮の鳥居(くらおかぐうのとりい)
所在地 脊振町 広滝 今屋敷
場所 今屋敷地区の倉岡宮境内に位置する。
年代 江戸 文久3年 (1863年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 843

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 明神形式の鳥居で、額束には「倉岡宮」と書かれる。柱は1石上端部に台輪を持つ。基礎部は自然石の上面を円形に整形加工した亀腹がある。笠木と島木は柱上部付近より反りが始まる。貫は、新調されている。
現状 貫の中央部は新しく補修され、基礎亀腹ぶはコンクリートで固定されている。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:346.0㎝、 幅:467.0㎝、 奥:43.0㎝
材質 花崗岩
製作・建立者 奉納:今屋敷
    牟田参河宗廣ほか14名
祭・行事 両彼岸に脊振神社の宮司により祭りを斎行
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【柱・右】
 文久三亥三月吉日
           牟田参河宗廣
           島田孫右ェ門
           徳川間十
           王丸徳右ェ門
 神埼郡今屋敷 廣瀧要助
           廣瀧祐助
           梅崎恵助
           廣瀧勇平
           廣瀧嘉佐ェ門
【柱・左】
           梅崎慶次
           村役半佐ェ門
 奉獻       井上傅ェ門
           廣瀧祐助
           梅崎善左ェ門
           王丸源左ェ門

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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