伊勢大神宮塔
いせだいじんぐうとう

資料解説

頭部を丸く整形する円頂方柱形の塔で、正面に梵字と「伊勢大神宮」の神号を彫る。延宝8年(1680)に造立された伊勢講碑です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 伊勢信仰
名称 伊勢大神宮塔(いせだいじんぐうとう)
所在地 千代田町 直鳥 上直鳥
場所 若宮神社内
年代 江戸 延宝8年 (1680年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 5510

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身で構成される。頭部は丸く、前面平滑に整形加工された断面長方形の円頂方柱塔である。正面に頭部を丸く加工された額を設け、上部に梵字を中央部に「伊勢大神宮」の神号と左右に紀年銘が彫られている。頭部の上端部は小さな突起状に仕上げられている。側面並びに裏面共に平滑に整形加工され、裏面部には線上の整形加工痕が全面に残る。市内の伊勢講碑は自然石形がほとんどであり、唯一の整形加工された伊勢講碑である。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:159.0cm・ 幅:65.5cm・ 奥:49.0cm
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正面】
 延宝八年庚申
 伊勢大神宮
 九月十二日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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