若宮大権現石祠
わかみやだいごんげんせきし

資料解説

若宮大權現を祀る石祠です。安永9年(1780)に荻野邑氏子中により寄進されています。荻野邑の地名は現在見ることができません。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石塔 > 石祠
名称 若宮大権現石祠(わかみやだいごんげんせきし)
所在地 脊振町 鹿路 (宮ノ内)
場所 鹿路神社境内に位置する。
年代 江戸 安永9年 (1780年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 738

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身・屋根で構成される。平面長方形の基礎上に一石で造られた塔身が建つ。屋根は入母屋造りである。正面に両扉が付く。塔身内面に「若宮大權現」の文字を、右扉と右側面に寄進者並びに年号を彫る。
現状 大きな破損・欠損はないが、全体的にひずみが生じている。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:63.0㎝、幅:42.5㎝、奥:29.5㎝
材質 安山岩
製作・建立者 寄進:萩野邑氏子中
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【右扉】
 奉寄進 萩野邑
        氏子中
【本体正面】
 若宮大權現
【本体右】
 安永九庚子三月吉日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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