構造特徴・概要 |
吊鐶(耳)は紐状で、上方に鋭く突出する目が付く。口唇は丸く盛り上がり目の中程まで見られる。外区と撞座区に別れる。表裏の外区に銘文が彫られる。銘文に「奉寄進兼大明神御宝前」とあり、兼大明神に奉納された鰐口であることが分かる。現在は、池ノ平弁財天堂にある。 |
背景・由来・伝承 |
施主とみられる廣瀧七左衛門は、口山内の大庄屋である。 |
規模 |
【全体規模】高:30.0㎝・ 幅:31.5㎝・ 奥:10.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【正面】 奉寄進兼大明神御宝前武運長久如意安全 肥前国神埼郡廣滝村 廣滝七左衛門 藤原茂次 【裏面】 寛文元年 八月吉日 谷口作左衛門 |