馬頭観音像塔
ばとうかんのんぞうとう

資料解説

一面二臂の馬頭観音像塔です。頭上に明瞭で大きな馬頭を頂き、手は宝珠を持っています。明治44年(1911)に個人により建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 観音菩薩
名称 馬頭観音像塔(ばとうかんのんぞうとう)
所在地 千代田町 姉 姉
場所
年代 明治 明治44年 (1911年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 5447

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・塔身で構成される。基壇は方柱形の切り石を平面方形に組む。基礎は一石で平面方形で上面に塔身を立てるため窪みがある。塔身は舟形で、正面下半部に「馬頭観世音」の銘文がある。上半部に花頭形の龕を設け、内部に一面二臂の馬頭観音を半肉彫りする。手は胸下で宝珠手で、頭上に大きな馬頭を頂いている。側面部に縦5cm×横4.5cmの矢穴がある。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:128.0㎝・ 幅:71.5㎝・ 奥:67.5㎝
材質 安山岩
製作・建立者 吉岡健助
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正面】
 馬頭觀世音

【基礎正面】
 明治四十四年十二月

【基礎左面】
 吉岡建助建立

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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