ジャピー機遭難碑
じゃぴーきそうなんひ

資料解説

フランスの飛行家「アンドレ・ジャビー氏」が、パリ~東京間を100時間懸賞飛行の途中、昭和11年11月19日に、操縦する飛行機が脊振山に墜落しています。冬の不安定な気象条件で濃霧であったため、福岡に着陸しようとしましたが、墜落しています。当時、脊振の人たちによりジャビー氏の捜索・救出がされ、翌年3月に全快し、村人から盛大な祝福と激励を受け帰国しています。当時、この出来事は国を超えた脊振の村人の人間愛として話題となっています。現在、墜落地点には、石碑が建てられています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 碑・記念碑 > 人物関係 > 遭難碑
名称 ジャピー機遭難碑(じゃぴーきそうなんひ)
所在地 脊振町 服巻 (国有林野)
場所 脊振山西斜面に位置する。
年代 昭和 昭和41年 (1966年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 93

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 花崗岩の自然石を利用した塔身と台座を組む。塔身・台座共に加工は施されない。塔身の平坦面を正面とし、銘文を刻む。基礎構造は方形の御影石の切石を用いる。
現状 破損・欠損・補修等は認められない。入口道路に説明版がある。
背景・由来・伝承 昭和11年11月19日、フランス人飛行家アンドレ・ジャッピー氏の操縦する飛行機が背振山にて遭難したことを記す石碑。
特記事項
規模 【全体規模】高:168.0㎝、幅:119.0㎝、奥:144.0㎝
材質 花崗岩
製作・建立者 旧脊振村・現神埼市
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 ジャッピー機遭難之碑
     脊振村長山﨑熊夫書
【裏面】
 昭和四十一年五月建之

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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