構造特徴・概要 |
現状、塔身のみで、正面形は、頭部が尖る先頭形の石塔である。石材の分割面を正面に用い、頭部部分には荒い鑿痕が残り、肩部分より下部は前面平滑に仕上げられている。中央部に縁取り加工された長方形の額を設け「猿田彦大神」と額の左右には紀年銘が彫られる。額の上部には左に月・右に日が彫られている。側面は不正形な面を持ち石材の荒い整形加工痕が見られる。裏面は石材の分割面が大きく残り、全体の形状を整える縁取り加工が施されている。 |
規模 |
【全体規模】高:69.5cm・ 幅:40.0cm・ 奥:25.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【塔身正面】 寛政十戊午天 猿田彦大神 九月吉祥日 |