構造特徴・概要 |
基礎・反花座・蓮華座・塔身で構成される。基礎は一石造りで平面方形である。正面に年号と9名の人名が刻まれている。反花座は蓮華座と一体で造り出され、線刻で蓮弁を表現し、端部は蓮文の先端部風に反りあがる。蓮華座は、平面円形で単弁の蓮文を廻らし間弁が付く。塔身は舟形光背が付く地蔵菩薩立像を厚肉彫りする。剃髪で白毫があり、衲衣を纏う。右手は欠損しており、左手には宝珠を掲げる。 |
規模 |
【全体規模】高:137.5㎝・ 幅:45.5㎝・ 奥:42.0㎝ |
製作・建立者 |
貞包蔵兵衛・同妻・貞包新八・貞包甚兵衛・同 妻・貞包清右衛門・貞包蔵右衛門・貞包新右衛門・貞包忠兵衛 |
銘文 ※1、※2 |
【正面】 尊像奉造立爲■■菩提
享保八卯天 貞包蔵兵衞 同 妻 貞包新八 貞包勘兵衞 同 妻 貞包清右衞門 貞包蔵右衞門 貞包新右衞門 貞包忠兵衞 中二人 四月吉日 |