構造特徴・概要 |
非常に小型で、体高が低くずんぐりした肥前狛犬である。口は短く正面観は長方形状で上部は平坦面がある。横線や歯の意匠はない。鼻は三角形状でやや扁平気味で鼻腔は無い。眼部は頬部の平坦面から垂直に立ちあがり、大きく盛り上がる瞳を造り出す。頭部は緩やかな丸みを持ち、耳は左右端にわずかな膨らみとして確認できる。鬣は素文である。で前肢は右足が欠損し、左足も指部は欠損する。短くやや前方に体部を乗り出すように踏ん張っている。後肢は足部を欠損している。尾は、ほとんど確認できないほど磨滅している。 |
規模 |
【全体規模】高:13.5㎝・ 幅:13.5㎝・ 奥:19.0㎝ |