猿田彦大神塔
さるたひこだいじんとう

資料解説

不整舟形の石塔で、安永6年(1777)に造立された猿田彦大神塔です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 猿田彦大神
名称 猿田彦大神塔(さるたひこだいじんとう)
所在地 千代田町 姉 乙南里
場所 天満宮
年代 江戸 安永6年 (1777年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 5293

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身で構成される。現在基礎の下部には煉瓦を組んだ基壇が作られている。基礎は、平面方形の切石を置く。塔身は、不正形な舟形で頭部は尖る。素材の分割面を正面に用い、頭部下より基部まで平滑に整形加工仕上されている。長方形の額を設け「猿田彦大神」とその左に紀年銘が彫られている。側面形は厚さが薄く頭部が尖る形状で、素材の元の面を左側面に用い、下半部に正面側からの大きな剥離面がある。裏面側に左側面部より空けられた矢穴が見られる。右側面は細く尖る稜を形成する。裏面は素材の形状から石塔の形に整える縁取り加工痕が全面に残る。裏面右辺に幅7.0㎝・深さ5.0cmの矢穴が連続して残されている。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:120.5cm・ 幅:47.0cm・ 奥:35.0cm
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正面】
  安永六乙酉年
 猿田彦太神

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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