構造特徴・概要 |
基礎・敷茄子・蓮華座・塔身で構成される。基礎は一石造りの平面方形で、正面に年後云うと施主名が彫られている。上部に円形の敷茄子が乗る。敷茄子の正面には「皆共成佛道」の回向文を薬研りで彫られる。蓮華座は、平面円形で単弁の蓮弁を廻らし間弁が付く。塔身は丸彫りの座像の地蔵菩薩像である。剃髪で衲衣を纏い、脚を結跏趺坐に組む。脚上で両手で宝珠を掲げている。 |
現状 |
欠損・補修等は認められない。保存状態は良好である。 |
規模 |
【全体規模】高:151.0㎝・ 幅:77.0㎝・ 奥:77.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【上敷茄子正面】 皆共成佛道
【基礎正面】 寛保二 十一月 施主 馬場 宗左 |