構造特徴・概要 |
基壇・基礎・塔身で構成される。基壇は現状二段に組まれ、一断面は花崗岩の間地石を布積する。二段目は基壇中央部奥に肥前地方で産出する「赤石」と呼ばれる石材を方形に組み上面はコンクリートで整形されている。前面に長方形の石が置かれる。基礎は、一石造りの平面方形の石を用いる。塔身は光背が付く恵比寿像である。台座は不正形で前方に三角形状に張り出す形状を持つ。光背は上端部が欠損しており、側面に面を持ち、裏面は素材の形状を残している。像は、全体的に風化しており細部は不明確であるが、両足を下におろす形に組まれている。頭部は欠損し、鯛の意匠も確認できない状態である。地元で恵比寿像として祀られている。 |
規模 |
【全体規模】高:155.0㎝・ 幅:191.0㎝・ 奥:181.0㎝ |