三界萬霊地蔵尊像
さんかいばんれいじぞうそんぞう

資料解説

石塔を回向することにより萬霊の供養をすることを目的に建立されるもので、尾崎村により村の中央道路沿いに明治21年（1888）に建立されています。

基本情報

資料の分類	歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称	三界萬霊地蔵尊像(さんかいばんれいじぞうそんぞう)
所在地	神埼町尾崎尾崎西分
場所	尾崎西分地区の南北中央道路沿いに位置する。
年代	明治　明治21年 (1888年)
年代根拠	銘文による
指定区分	--
資料番号	3102

構造特徴・概要	基壇・基礎・蓮華座・塔身で構成される。切石積みの基壇に、平面四角形で反花を持つ基礎石を置く。円形の蓮華座と一石で彫られた坐像の地蔵尊を丸彫りする。像は、右手を胸元に置き、左手は念珠を持つ。基壇上端の正面に「三界萬霊」と彫る。
現状	大きな破損・欠損・補修等は認められない
背景・由来・伝承
特記事項
規模	【全体規模】高：203.0㎝、幅：102.0㎝、奥：106.0㎝
材質	安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文 ※1、※2	【正面】　三界萬靈【右】　明治廿一年九月　　尾崎村

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。