構造特徴・概要 |
基礎・塔身・屋根で構成される。基礎は平面方形に整形加工された一石造りで、上面に塔身前面に径約10㎝の円形の穴が左右対称に空けられている。規模や位置関係より、塔身の扉穴を利用した杯状穴ではないかと思われる。なお、上面には3か所の杯状穴が認められる。塔身は、一石造りで正面側を凹状に彫り窪ませ、内部に「猿田彦太神」と彫られる。右側面には、紀年銘がある。屋根は、入母屋造りで、四隅の峰は大きく反上がるが、正面側は先端部が欠損している。妻側には懸魚が左右にある。 |
規模 |
【全体規模】高:91.0cm・ 幅:45.0cm・ 奥:40.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【正面】 猿田彦太神
【右面】 寛政九年 巳九月吉祥日 |