構造特徴・概要 |
左右一対の狛犬で、向かって右側に位置し、基壇・基礎・塔身で構成される。基壇は長方体の切り石を組み、上面には杯状穴が多数穿たれている。基礎は長方体の切り石で、正面に「奉」の文字を彫り、左側面に年号と施主・石工名が彫られている。上面端部には杯状穴が穿たれている。塔身は、蹲踞の姿勢を取り、左前方をを向き、体部もやや左に前かがみ気味の姿勢を取っている。扁平気味の頭部で眉部分はひさし上に大きく張出し、楕円形で突出した目と横に大きく拡がった鼻を持つ。耳は外方向に張出、鬣は方から前脚上部に線刻状に表現されている。尾は小さな立て尾である。頭頂部に一個の杯状穴が見られる。 |
規模 |
【全体規模】高:146.0㎝・ 幅:63.0㎝・ 奥:85.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【基礎正面】 奉
【左面】 文化十三年 子四月吉日 施主 氏子中 石工 山﨑博七 |