狛犬
こまいぬ

資料解説

左右一対の狛犬の向かって右側に位置しています。蹲踞の姿勢で口を結んで左前方をにらんでいます。文化13年(1816)に石工山﨑傳七により制作されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 狛犬
名称 狛犬(こまいぬ)
所在地 神埼町 鶴 鶴東
場所
年代 江戸 文化13年 (1816年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 2869

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 左右一対の狛犬で、向かって右側に位置し、基壇・基礎・塔身で構成される。基壇は長方体の切り石を組み、上面には杯状穴が多数穿たれている。基礎は長方体の切り石で、正面に「奉」の文字を彫り、左側面に年号と施主・石工名が彫られている。上面端部には杯状穴が穿たれている。塔身は、蹲踞の姿勢を取り、左前方をを向き、体部もやや左に前かがみ気味の姿勢を取っている。扁平気味の頭部で眉部分はひさし上に大きく張出し、楕円形で突出した目と横に大きく拡がった鼻を持つ。耳は外方向に張出、鬣は方から前脚上部に線刻状に表現されている。尾は小さな立て尾である。頭頂部に一個の杯状穴が見られる。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:146.0㎝・ 幅:63.0㎝・ 奥:85.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎正面】
 奉

【左面】
 文化十三年
   子四月吉日
   施主
     氏子中
   石工
    山﨑博七

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

place位置情報

compare_arrows関連情報

関連情報はありません。