構造特徴・概要 |
現状、基礎・塔身・屋根で構成される。基礎は、平面方形状で反花が付き、灯籠の基礎石が転用されている。塔身は一石造りで、正面はU字形に彫り窪められ中央部に「猿田彦大神」と線彫される。右側面に紀年銘がある。屋根は入母屋造りで四隅の棟先の反りは小さい。大棟は上面に面を持ち屋根との境は線彫りで表現される。妻側には下り懸魚が施される。正面側の屋根軒裏に、柄穴があり、本来は扉があったものと思われる。 |
規模 |
【全体規模】高:72.5cm・ 幅:42.5cm・ 奥:40.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【塔身正面】 猿田彦大神 【塔身右】 寛政十戊午歳 二月吉祥日 |