宇賀辨財天石祠
うがべんざいてんせきし

資料解説

文政13年(1830)に執行佐都城により再建された宇賀弁天石祠です。正面下部に蜷局を巻いた体部を持つ宇賀神が彫られています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石塔 > 石祠
名称 宇賀辨財天石祠(うがべんざいてんせきし)
所在地
場所
年代 江戸 文政13年 (1830年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 2579

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身・屋根で構成される。基礎は、一石造りであるが埋没しており詳細は不明である。塔身は、一石造りで正面を長方形状に彫り窪め、正面中央部に「宇賀辨財天」と彫られ、右側面に紀年銘を、左側面に再建者名が彫られる。下部には、蜷局を巻く体部に老人の頭部が付く宇賀神像が半肉彫りされている。内外ともに丁寧に仕上げられている。屋根は入母屋造りで四方の軒は上方に反り上がる。妻側には線彫り風に懸魚が彫られている。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:55.0cm・ 幅:34.0cm・ 奥:30.0cm
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
■賀
辨財天

【左面】
執行佐都城再建

【右面】
文政十三年
    甲寅四月吉日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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