構造特徴・概要 |
基礎・塔身・屋根で構成される。基礎は、一石造りであるが埋没しており詳細は不明である。塔身は、一石造りで正面を長方形状に彫り窪め、正面中央部に「宇賀辨財天」と彫られ、右側面に紀年銘を、左側面に再建者名が彫られる。下部には、蜷局を巻く体部に老人の頭部が付く宇賀神像が半肉彫りされている。内外ともに丁寧に仕上げられている。屋根は入母屋造りで四方の軒は上方に反り上がる。妻側には線彫り風に懸魚が彫られている。 |
規模 |
【全体規模】高:55.0cm・ 幅:34.0cm・ 奥:30.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【正面】 ■賀 辨財天
【左面】 執行佐都城再建
【右面】 文政十三年 甲寅四月吉日 |