構造特徴・概要 |
基壇・基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基壇は方柱形の竿石を方形に組み、前面部に多数の杯状穴が見られる。基礎は平面方形で一石で上半部に反花を持つ。竿は方柱形で上端部は角を丸く整形加工する。正面に花頭文様の枠を設け銘文を彫る。蓮華座は平面円形で単弁の連弁を二段に配している。蓮肉は明瞭に突出し上面は円形に整形されている。塔身は、立像の地蔵菩薩像で両手を欠損しており持物は不明である。 |
現状 |
頸部で破損し補修されている。両で首より先は欠損する。 |
規模 |
【全体規模】高:193.5㎝・ 幅:82.0㎝・ 奥:79.5㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【正面】 奉書■大乗妙典三部為二世安楽
【左面】 享保元丙申年 國豊氏安容■不起家門繁栄村中安全 十月吉祥日
【右面】 為繁誉浄栄居士菩提 為超誉■勝大姉菩提
【裏面】 施主 宮永六郎右衛門 直塚次郎左衛門 |