肥前国安国寺
ひぜんこくあんこくじ

資料解説

足利尊氏により戦死者の霊を慰めるために全国に建立した寺で、肥前国では神埼朝日の大光寺を安国寺と定められました。大光寺の創建は不明ですが、高僧功安・仏智圓応禅師の開山とされています。安国寺は三十四世に至り、多くの寺領を安堵され、即非の高弟翠峰の時黄檗宗となり二十四末寺を数えています。西谷奥の墓所に、高僧即非の遺髪塔が残されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 神社・仏閣・堂建造物 > 寺 > 寺
名称 肥前国安国寺(ひぜんこくあんこくじ)
所在地 神埼町 城原 朝日
場所 朝日地区の西方部に位置する。
年代 南北朝 暦応2年 (1339年)
年代根拠 文書記録による
指定区分 --
資料番号 1890