乙宮社の鳥居
おつみやしゃのとりい

資料解説

乙宮社に建つ明神形式の鳥居です。享保7年(1722)に、藤木村の東分・西分の氏子中並びに荒木幸右衛門・向里新之允が村中頭人となり建立された鳥居です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 乙宮社の鳥居(おつみやしゃのとりい)
所在地 千代田町 下板 又南里
場所 乙宮社境内に位置する。
年代 江戸 享保7年 (1722年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 5170

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 乙宮神社境内に建つ稲荷形式の鳥居である。笠木と島木は二本継で、柱上部付近より小さく反増し、鼻は襷墨に切り落とす。に貴は、柱間が新調されている。島木と貫の間に「乙宮社」と彫られた額束を建てる。柱は一石でほぼ垂直に建てられている。基礎部に亀腹を置き、上端分には島木を支える台輪が付く。
現状 貫が新しく修理されている。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:299.5cm・ 幅:380.0 cm・直:60.0cm
材質 安山岩
製作・建立者 藤木村 東分・西分氏子中
頭人  荒木幸衛門・向里新之允
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

左柱】
               東分氏子中
               西分氏子中
                       荒木幸右衛門
                村中頭人
                       向里新之允
 ?享保第七壬寅極月吉祥日沙門坊此謹誌
               高月庵現住■喜大支
            大宮司  牟田■■■藤原宗令

【右柱】
 西海路肥前州神埼郡藤木村
 乙宮大明神氏子等集財新建華表顕神徳
   銘日
 虚■而靈 渕黙而神 ■木渕力 現明艦身
 布基威徳 爲邑里鎮 在々護法 ■々安人
 ?有■祈 感■必■ ■建華表 用聞神潤(?)
 憧々會歯 共出?■ 河清海晏 風調雨順
  (会) 
 五穀豊登 百姓聞々 煌々神徳 日々■新

【額束正面】
 乙宮社

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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