仁比山神社の石燈籠
にいやまじんじゃのいしとうろう

資料解説

寛文元年(1661)に堀偖之助ほか2名が施主となり長源院殿墓前に奉備された石燈籠です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 石灯籠
名称 仁比山神社の石燈籠(にいやまじんじゃのいしとうろう)
所在地 神埼町 的 仁比山
場所 仁比山神社境内に位置する。
年代 江戸 寛文1年 (1661年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1349

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・竿・中台・火袋・笠で構成される。竿を除き六角形の燈籠である。基礎は、反花を持ち器高が高く、上面に円形の受座を持つ。竿は円筒形で節を持つ。中央部の節は丸みを持ち上下2段に付く。中央の節上下に銘文を彫る。中台は、下部に連弁を持ち、上部に6面の面を持つ。各面には装飾等は施されない。火袋は6角形で火口窓は丸・無・丸・四角・四角・三角である。笠は、天井部が丸く整形加工され、太く短い蕨手が6か所付く。天井部に宝珠が付くが欠損している。銘文に、「長源院殿目能大神儀 御塔前」とあり、長源院の墓前に奉納された石燈籠である。
現状 宝珠が欠損するが、破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:209.0cm、 直:70.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 施主:堀偖之助・樋口良衛門・田代喜左衛門
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【竿正面】
                      堀 偖之助
 長源院殿目能大神儀   施主 樋口良衞門
        御塔前       田代喜左衞門
 
【竿右面】
謹奉備石燈籠一基     寛文元辛丑七月十三日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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