仁比山神社の湧水
にいやまじんじゃのゆうすい

資料解説

慈覚大師が国家安泰祈願に梵字を彫られてところ水が湧き出、「日吉宮」と書かれた額束を掘出したと伝えられています。山王さんの水と言われ、内臓が弱い人は当神社の神符をこの清水と一緒に拝飲すれば、神威増し回復に向かうと言われています。また、初宮詣の子供の口につけ、長寿・無病息災を祈願したり、石猿に水をかけ願いを唱えると叶えるといわれています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 自然・景観資源 > 自然資源 > 地形・地質・自然現象 > 自然現象 > 湧き水・地下水
名称 仁比山神社の湧水(にいやまじんじゃのゆうすい)
所在地 神埼町 的 仁比山
場所 仁比山神社本殿裏に位置する。
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 1193

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 本殿裏に位置する花崗岩の巨岩が折り重なる部分より湧き出ている。花崗岩の自然石を利用した水受けが置かれる。湧水部分の上部の岩面に梵字(バーンク)が彫られる。隣接し多数の石像の猿が祀られている。
現状 湧水量は多いが、時期により変動が見られる。
背景・由来・伝承 慈覚大師が国家安泰祈願の折、岩に水なる梵字を彫ったところ、清らかな水が湧き、土中より日吉宮と書かれた石額面を掘りだしたといわれる。古くより、山王さんの水として親しまれ、内臓が弱い人は当神社の神符をこの清水と一緒に拝飲すれば、神威増し回復に向かうという。また、初宮詣の子供の口につけ、長寿・無病息災を祈願する。さらに、石猿に水をかけ願いを唱えると叶えるといわれる。
特記事項
規模
材質
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

梵字(大日如来・バーンク)

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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