奉納的金具
ほうのうまとかなぐ

資料解説

弘化5年(1848)に津田流砲術家安岡大之丞取立の9名により奉納されています。佐賀藩の岩田台場における砲術訓練の一端を知る資料といえます。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 生活文化資料 > 武術・武道 > 防具・武器 > 訓練・練習
名称 奉納的金具(ほうのうまとかなぐ)
所在地 神埼町 的 仁比山
場所 仁比山神社拝殿に位置する。
年代 江戸 弘化5年 (1848年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1177

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 木製の額に固定された9枚の鉄製の的である。すべて1か所の小さな穴が開いており、実際に的として使用されたものである。板面に奉納者の氏名・年代が墨書されているが、非常に薄くなっている。
9名の人名が墨書されている。
現状 錆が進んでいるが、破損・欠損等は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模
材質 木、鉄、青銅(金具)
製作・建立者 奉納:安岡大之丞取立・9名
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 砲術安門大之丞取立
    林久兵衛
      秀次
    服部兵太夫
 奉    吉髙
    ■■■兵衛
 獻      信武
    瀧■栄左エ門
       為繁
 御  服巻儀七
      ■■
    高木作左エ門
 寶      辰信
    陣内要蔵
      兼之
 前  徳久儀平太
       ■兵
    徳久仲八
      ■■
 弘化五戌申四月吉祥日敬白

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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