構造特徴・概要 |
笠木・島木・扁額・貫・柱で構成される。笠木・島木と柱は三本継である。笠木は柱上部付近から反はじめ、端部は襷墨に切り落としている。貫は柱間の長さの約1/3程が外側に突出する。島木と貫の間に扁額を建てる。柱はわずかに内側に転んで建てられ、基礎部には亀腹が置かれるが現在はコンクリートで補強されている。上端部には島木を支える台輪がある。左右の柱には銘文が刻まれている。 |
規模 |
【全体規模】高:332.5㎝・幅:411.0㎝・奥:49.0㎝ |
製作・建立者 |
丹羽卯右衛門尉藤原武幸・坂部図書藤原正永・石井彌左衛門尉藤原忠貞・松﨑源太左衛門尉立花俊令・氏子中・太田彌次郎菅原敬忠・田原與三兵衛尉藤原正之・江口八郎兵衛尉平重芳・杦町藤右衛門尉 |
銘文 ※1、※2 |
【左柱】 太田■次郎 菅原敬忠 田原■三兵衛尉 藤原正之 江口八郎兵衛尉 平 重芳 杦町藤右衛門尉 【右柱】 奉彫建神埼郡大嶋村 菅原宮 御寳前 華表 壹基 ■■■ 暘若雨若威■高仰萬秋祥 福介寿久梅瑞遠傅百世芳 元禄壬午歳冬十一月廿五日 丹羽卯右衞門尉藤原武幸 坂部図書 藤原正永 石井■左衞門尉藤原忠貞 松崎源田左衞門尉橘俊令 氏 子 中 |