構造特徴・概要 |
正一位稲荷大明神の鳥居で、笠木と島木は二本継で中央部より反増し、端部は大きく上方に反る。鼻は右側が欠損する。貫は新調されて、右柱外部が元の貫が残存する。島木と貫の愛大に額束を建て「正一位稲荷大明神」と彫られた扁額が付く。柱は一石で垂直に建つ。基礎部に亀腹を置き、上端部には台輪が付く。 |
規模 |
【全体規模】高:281.5㎝・ 幅:333.0㎝・ 奥:58.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【額束正面】 正一位稲荷大明神 【右柱正面より時計回り】 神垂祈祷 五穀成就 吉岡多助 岩本平兵衞 岩本嘉兵衞 辻 紋平 吉岡庄七 増田市平 酒見徳助 宮地利平 井上幸助 吉岡丈助 下神代 実松利七 石橋常七 福島政助 従五位 藤原生成 大宮司 東若者中 嫡 男 藤原生芳 舩津兵助 心配方 城原甼 大嶋判蔵 石工 祐助 辻 源助 【左柱正面】 國家安全萬民豊樂 願主 副島藤七 二柱建立 講衆中 【左柱左面】 明治三年庚午季 正月吉神日 西若者中 富石利平太 原 喜エ門 山口吉蔵 江口喜平 永松文六 中野良平 吉岡幸七 副島半蔵 松本久左エ門 西岡武衞門 坂井儀平 中野儀七 小寺壽エ門 野副作衞門 石橋半左エ門 |