脊振山上宮の石灯籠
せふりさんじょうぐうのいしとうろう

資料解説

元禄11年(1698)に脊振山上宮弁財天に寄進された石灯籠のひとつで、現在は倒壊しています。竿に4名の寄進者名が刻まれています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 石灯籠
名称 脊振山上宮の石灯籠(せふりさんじょうぐうのいしとうろう)
所在地 脊振町 服巻 (国有林野)
場所 脊振山頂脊振神社上宮参道に位置する。
年代 江戸 元禄11年 (1698年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 21

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・竿・中台・火袋が残る。基礎のみ現位置を保ち、他は周囲に散在する。
火袋と中台が組み合わされている。
現状 倒壊している。基礎は元位置を確認できる。笠部・竿部・火袋が残る。火袋はコンクリート製になっている。
背景・由来・伝承 鍋島綱茂公による上宮を石宝殿に改築の際、52基の石灯篭を寄進。
鍋嶋庄兵衛□□・鹿江標左衛門□□・武藤□□□貞明・村□□右衛門武幸の寄進による
特記事項
規模 【全体規模】高:86.5㎝、 直:52.0㎝
材質 安山岩、火袋はコンクリート
製作・建立者 寄進者:鍋嶋庄兵衛■■、鹿江標左衛門■■、武藤■■■貞明、村■■右衛門武幸
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【竿部】 
      肥前州脊振山上宮
    大辨財天 御寶前
     元禄十一戊寅年六月吉旦
       鍋嶋庄兵衞■■
       鹿江標■衞門■■
       武藤■■■貞明
       村■■右衞門武幸

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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