構造特徴・概要 |
櫛稲田姫命、素盞鳴尊、日本武命を御祭神とする。肥前風土記に見える景行天皇が当地を巡幸したとき荒ぶる神を鎮め祀ったのが発祥と伝える。肥前神埼荘の総鎮守で、白角折神社・高志神社とともに三所一体の神社として崇敬をあつめる。厄払い・縁結び・安産・病気平癒・五穀豊穣の神として信仰をされている。神社には、多数の古文書や肥前鳥居をはじめとする石造物、みゆき大祭など多くの遺産が残されている。 |
背景・由来・伝承 |
景行天皇が当地を巡幸されたとき、住民に災いをもたらす荒ぶる神がおり、この荒ぶる神を鎮め祀ったところ、災厄もなくなり幸になったことから「神埼郡」となったと伝える。この荒ぶる神を鎮め祀った場所が、現在本殿裏にある「櫛山」と考えられ、「神埼」地名発祥の地とされている。 |
特記事項 |
博多櫛田宮は、元寇の際、異国退散のため神埼の櫛田宮の宝剣を勧請した事に始まると考えられている。 |