櫛田宮
くしだぐう

資料解説

櫛稲田姫命、素盞鳴尊、日本武命を御祭神とし、肥前風土記に見える景行天皇が当地を巡幸したとき荒ぶる神を鎮め祀ったのが発祥と伝えられています。肥前神埼荘の総鎮守として崇められ、白角折神社・高志神社とともに三所一体の神社です。永久3年(1115)に鳥羽天皇が社殿修造を行い、勅使別当職として伴氏、本告氏が亰より下向など、中央との係わりが強い神社です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 神社・仏閣・堂建造物 > 神社 > 神社
名称 櫛田宮(くしだぐう)
所在地 神埼町 神埼 三丁目
場所 神埼市役所西に位置する。
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 3482

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 櫛稲田姫命、素盞鳴尊、日本武命を御祭神とする。肥前風土記に見える景行天皇が当地を巡幸したとき荒ぶる神を鎮め祀ったのが発祥と伝える。肥前神埼荘の総鎮守で、白角折神社・高志神社とともに三所一体の神社として崇敬をあつめる。厄払い・縁結び・安産・病気平癒・五穀豊穣の神として信仰をされている。神社には、多数の古文書や肥前鳥居をはじめとする石造物、みゆき大祭など多くの遺産が残されている。
現状
背景・由来・伝承 景行天皇が当地を巡幸されたとき、住民に災いをもたらす荒ぶる神がおり、この荒ぶる神を鎮め祀ったところ、災厄もなくなり幸になったことから「神埼郡」となったと伝える。この荒ぶる神を鎮め祀った場所が、現在本殿裏にある「櫛山」と考えられ、「神埼」地名発祥の地とされている。
特記事項 博多櫛田宮は、元寇の際、異国退散のため神埼の櫛田宮の宝剣を勧請した事に始まると考えられている。
規模
材質
製作・建立者
祭・行事 みゆき大祭(隔年の4月第1土・日)
秋祭
新嘗祭
祭神・宗派 櫛稲田姫命
須佐之男命
日本武命
銘文

※1、※2

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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