構造特徴・概要 |
立春から210日は台風襲来時期で農家には厄日であり、台風が来ないよう・風を鎮めるために行われる風鎮祭りである。 祭り行事の対象地区は久保山地区の古賀の尾、白木、竜作、伊福、一谷、犬井谷、田中の6地区で、脊振神社で行われる。 元は、50年に一度神輿が出る祭りがあったが、戦時中より行われていない。 「お籠り」とも言われ、以前は神事の後一晩中お神酒を頂きながら拝殿で篭っていた。昔は青年団だけでも100人ほどいたので盛大に相撲などが行われていた。 現在は、脊振神社にて神事が執り行われ、神事後拝殿で直会をする。 |
背景・由来・伝承 |
春分の日から210日は、最も台風が多いとされ、収穫前の農作物が台風の被害にあわないように祈願する行事として、久保山地区で伝承された行事である。 |
規模 |
脊振町久保山地区の古賀の尾、白木、竜作、伊福、一谷、犬井谷、田中の6地区で行われる。 |