構造特徴・概要 |
脊振神社境内で行われる修験道の護摩である。昭和63年に建立された不動明王堂の落成記念として復活された。境内に、結界を張り木材を組み杉の葉を被せた壇を設け護摩木を入れる。護摩の前には、山伏問答、法弓、法剣、法斧、閼伽などが行われる。諸作法が付随して行われる。護摩終了後には火渡りが行われる。九州一円から約30名ほどの山伏が集まり行われ、多くの参拝者が訪れる。諸願成就、無病息災、病気平癒、身体健全、合格祈願を祈願する。 山伏は、宝満山修験の会が中心となっている。 |
背景・由来・伝承 |
現在の護摩修法は、昭和63年の不動明王堂落成を記念して復活され、今日に至っている。脊振山信仰の修験道活動の一端を物語る祈祷儀式である。 |