採燈大護摩供
さいとうおおごまく

資料解説

脊振山岳信仰を物語る天台密教の修法で、昭和63年に建立された不動明王堂の落成を記念して復活され、毎年11月3日に開催されています。山伏による問答・法弓・法剣・法斧・閼伽などの作法、壇に護摩木を炊き祈祷を行います。護摩修法後に、焼けた灰の上を素足で歩く火渡りが行われ、一般の多くの参拝者が願いを込めて渡っています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 民俗 > 祭・行事 > 祭典 > 秋の祭典
名称 採燈大護摩供(さいとうおおごまく)
所在地 脊振町 服巻 (園田)
場所 脊振神社境内で開催される。
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 227

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 脊振神社境内で行われる修験道の護摩である。昭和63年に建立された不動明王堂の落成記念として復活された。境内に、結界を張り木材を組み杉の葉を被せた壇を設け護摩木を入れる。護摩の前には、山伏問答、法弓、法剣、法斧、閼伽などが行われる。諸作法が付随して行われる。護摩終了後には火渡りが行われる。九州一円から約30名ほどの山伏が集まり行われ、多くの参拝者が訪れる。諸願成就、無病息災、病気平癒、身体健全、合格祈願を祈願する。
山伏は、宝満山修験の会が中心となっている。
現状 毎年、11月3日に盛大に開催される。
背景・由来・伝承 現在の護摩修法は、昭和63年の不動明王堂落成を記念して復活され、今日に至っている。脊振山信仰の修験道活動の一端を物語る祈祷儀式である。
特記事項
規模
材質
製作・建立者
祭・行事 11月3日(文化の日)
祭神・宗派
銘文

※1、※2

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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