倉岡神社の狛犬
くらおかじんじゃのこまいぬ

資料解説

社殿前に左右1対で建立されている狛犬の左側に位置する吽形です。耳が垂れ、牙や歯が明瞭に表現されています。昭和9年に氏子により奉納されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 狛犬
名称 倉岡神社の狛犬(くらおかじんじゃのこまいぬ)
所在地 脊振町 広滝 倉谷
場所 倉岡神社境内に位置する。
年代 昭和 昭和9年 (1934年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 873

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・像身で構成される。基壇は切石を二段積みである。基礎は長方形の一石である。像は板石上の台座と一体で造りだされる吽形の狛犬である。口は4本の牙と歯並びが表現される。耳は下に垂れ、眉は大きく隆起している。鬣は渦巻き状に表現されている。前足はやや前方に踏ん張り気味で膝部分で波型の横線が見られる。足先は爪を明瞭に彫りだしている。後足は足先も表現され、尾は大きく直立し巻き毛が三段と線彫りで表現されている。
現状 破損・欠損・補修等は認められない
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:63.0㎝、 幅:63.0㎝、 奥:92.5㎝
材質 安山岩
製作・建立者 森﨑太市・森﨑喜六・執行四郎・執行佐太郎・新友會8名
石工:鹿島町中川 岩永■六
祭・行事 倉岡神社2月5月12月(年3回)お祭りをする
(2月9日、5月9日、12月9日)
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【左側面】
 奉獻
【右側面】
 昭和九年十月吉日
 森﨑太市
 森﨑喜六
 執行四郎
 執行佐太郎
 中年新友會
  八名建之
【裏面】
 鹿島町中川
   石工岩永(喜)六  ※(喜)は略字体の七の字を使用

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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