猿田彦大神塔
さるたひこだいじんとう

資料解説

天明7年(1787)に倉谷氏子中により建立された猿田彦大神を祀る石塔です。猿田彦は江戸時代中頃以降、庚申の神として全国的に信仰されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 猿田彦大神
名称 猿田彦大神塔(さるたひこだいじんとう)
所在地 脊振町 広滝 倉谷
場所 倉岡神社境内に位置する。
年代 江戸 天明7年 (1787年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 865

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 現状、基壇・基礎・塔身・屋根で構成される。基礎は、平面四角形の一石造りである。塔身は、方柱形の墓塔形で、正面に長方形の額を設け、内部に「猿田彦大神」と彫られる。現在、文字部は朱書きされている。左側面に紀年銘と施主名が彫られている。屋根は入母屋構造で、四隅の棟は大きく上方に反り上がっている。妻側には懸魚が施されている。
現状 破損・欠損・補修等は認められない
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:100.5㎝、 幅:49.0㎝、 奥:41.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 施主:倉谷山 當村中
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 猿田彦大神
【右側面】
 天明七丁未季八月吉日
  倉谷山 施主
          當村中

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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