構造特徴・概要 |
基壇・基礎・台座・塔身・屋根で構成される。基壇は方柱形の切石を四角形に組む基壇である。基礎は2段で方柱形の切石を組む。一石の平面四角形の台座を置き、一石で造られた塔身・龕部を持つ。正面は浅く彫り窪められ、蓮華座に座る地蔵菩薩像を半肉彫りされる。膝上で両手を組み宝珠を掲げる。屋根は入母屋造りで大棟が方柱状に作り出されている。銘文等は認められない。台座の上面後方に2個の円形の穴があり、本来は両扉が付く構造であったと思われる。台座と塔身及び屋根は、後世に組みなおされている。 |
現状 |
一度倒壊しており、屋根、塔身の向きが変わっている。石扉は欠損する。 |
規模 |
【全体規模】高:112.0㎝、幅:81.0㎝、奥:74.0㎝ |