構造特徴・概要 |
明神形式の鳥居で、柱部は一石づくりで、基礎部に亀腹・上部に上端部に台輪を持つ。貫はの両端は欠損している。笠木は左右の柱部分より反りはじめる。額束は、周縁に蔓文を施し「山王社」と刻んでいる。 |
背景・由来・伝承 |
明治14年神埼郡誌、腹巻山村の社の項に記載されている久保神社と同一の神社か。 久保神社は、東西五間三十六、南北二十八間、反別五畝、祭神大山咋神、後宇多弘安二年己卯創立、祭日旧暦九月十六日とある。 |
規模 |
【全体規模】高:358.5㎝、幅:447.0㎝、奥:42.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【額正面】 山王神社 【左柱正面】 坂口要エ門 也 陣内佐七 奉建立 中地卯兵エ 田中次兵エ 原口又八 吉浦栄藏 花島■十 花■■兵エ 山内平右エ門 築地助右エ門 森田九兵エ 西川幸助 立石龍藏 西川直助 久保山 松翁 【右柱正面】 安政六己未天八月吉祥日神埼郡久保山 氏子中 庄屋 中地幸兵衞 武本平吉 花嶋栄藏 中地久藏 野中五右エ門 田中儀平 渡瀬要助 |