構造特徴・概要 |
脊振神社参道に建つ明神形式の鳥居である。柱は1石造りで上端部に台輪を持つ。基礎の亀腹は参道部舗装により埋没し確認できない。笠木・島木は中央で組む2本継で、柱部分より笠木の反りが始まる。 |
特記事項 |
石工の二宮萬藏は、芸州廣嶋の石工で、明治20年に脊振町竜作の地蔵菩薩石祠の石造物も手掛けている。 |
規模 |
【全体規模】高:460.0m・幅:540.0m・奥:69.0m |
銘文 ※1、※2 |
【額束】 脊振神社 【右柱表】 於皇維神 昭臨土守 【右柱裏】 発起人 徳川権七 田中■■■ 中地松之助 徳富太蔵 末永■作 一番ヶ瀬■平 山本林蔵 庄嶋源蔵 神宮 光山惣馬 廣島市住人 石工 二宮萬蔵 【左柱表】 以享以祀 永錫繁祐 【左柱裏】 明治二十四年十月吉辰相良頼善敬撰并書 (寄付者15名の名あり)
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