構造特徴・概要 |
基礎・反花座・蓮華座・塔身で構成される。基礎は、一石造りで平面方形である。正面に年号と2名の戒名・願主名を線彫りする。反花座は浮き彫り風に花弁を彫り、端部は蓮弁の先端部状に10か所反上がる。上部に蓮華座が乗り、単弁の蓮文と間弁を廻らしている。塔身は舟形光背が付く厚肉彫りの地蔵菩薩立像である。光背は細長く上部が尖り、上端部の側面には面を持つ。像は、剃髪で白毫があり、衲衣を纏い胸元で合掌印を結ぶ。足には沓を履く。 |
規模 |
【全体規模】高:139.0cm・ 幅:46.5cm・ 奥:43.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【正面】 享保八卯天 尊像奉造立 爲宗徹信士 爲妙槿信女 佛杲菩堤也 牟田ヶ里村 貞包新右衞門
四月廿有四日 |