構造特徴・概要 |
詫田西分地区の若宮八幡宮に建つ鳥居で、肥前鳥居の特徴を持つ。笠木と島木は一体的で、柱上部より小さく反増し鼻は上方に尖っている。貫は、中央部が新調されている。島木と貫の間に「若宮八幡宮」と彫られた扁額をはめる。柱は三本継で基礎側が上端部より径が太くなり、ほぼ垂直に建てられている。上端部には台輪があり、基礎の亀腹は埋没のため不明である。 |
規模 |
【全体規模】高:258.5cm 幅:385.0cm・ 奥:45.0cm |
製作・建立者 |
願主:星野小左衛門繁房ほか20名 石工冨永五左衛門重吉 |
銘文 ※1、※2 |
額束正面】 若宮八幡宮
【左柱右面より時計回り】 于時寛文二壬寅福善坊 五月吉祥日 記焉 君臣和樂壽■積于于秋 内外安康子孫保于万世 願主星野小左衛門繁房 (他20名) 大宮司 岡右京進直次 石工 冨永新五左衞門重吉
【右柱正面より時計回り】 謹奉造立華表二柱肥前州神埼郡託田村 御寳前 神之爲德昭昭而竒哉妙哉也有願必應焉有 必?焉是故鬼王擁護良俗依頼仰之弥髙望 之弥遠矣依是設華表一宇而依修飾霊社此 寳至誠所致也於是願主節招於叮不得辞門 銘之 銘曰 営辧霊石 敬心表旃 卓爾窮地 ■■■天 雲雷圍繞 ■霊繞■ 家國與盛 ■■■■ 楨祥嘉■ ■■■■ 専祈 大守従四位松平丹後守藤原朝臣光茂 國士昂平 徳根福壽増長 家門鎮静 子葉戌投繁成 |