構造特徴・概要 |
櫛森稲荷神社参道に建つ明神鳥居である。笠木・島木・額束・貫・柱・亀腹で構成される。笠木と島木は、柱上部より反増しが始まり、鼻は襷墨に切り落とす。貫は、中央部が新調され、柱の外側に柱間の長さの約1/4が突出する。島木とに貫の間に「櫛森神社」と彫られた額束を建てている。柱は、ほぼ垂直に建てられ、基礎部には亀腹が、上端部には島木を支える台輪が明瞭に作り出されている。柱上部の銘文は時代が古く、柱下部には新しい銘文が彫られている。。 |
規模 |
【全体規模】高:269.0cm・ 幅:344.5cm・ 奥:86.5cm |
銘文 ※1、※2 |
【左柱裏上面】 天下清平村中無難 領主鍋嶋市佑周熙
【右柱裏上面】 文化七龍舎庚午 春王二月氏子中
【額】 櫛森神社
【左柱下半部『】 猪面村 吉岡末吉 井手長三郎 貞富愛次郎 樋口忠三郎 樋口政吉 中野廣吉 中野豊吉 井手彌六 相良熊市 栗山為七 吉岡野■?
【右柱表下部】 大正九年四月吉日
【右柱裏下半部】 田手石工 徳永淺次郎 |