構造特徴・概要 |
基礎・竿・中敷茄子・蓮華座・塔身で構成される。基壇はコンクリート製で新調されている。基礎は一石造りの反花座で平面方形である。蓮弁は鎬部を楕円形状に膨らみ、間弁が付く。竿は方柱形で正面に花頭文様の額を設け「三界萬霊」と彫られる。左右側面にも額を設け銘文が彫られるが、左右側面部の額外側には隠刻線を設けている。中敷茄子は、平面円形で側面は丸く整形されている。蓮華座は平面円形で単弁の連弁を魚鱗吹きされ、間弁が付く。蓮肉は内傾し突出する。塔身は立像の地蔵菩薩像で、剃髪で衲衣を纏い、右手は錫杖を持つ形に、左手には宝珠を掲げている。資元に楕円形状の台座を持つ。
|
現状 |
頸部で折損し、背中はコンクリー鳥居で補修がされている。 |
規模 |
【全体規模】高:180.0㎝・ 幅:48.0㎝・ 奥:43.0㎝ |
製作・建立者 |
■■■右衛門丞源俊理・■■■■■門丞源俊房・■右栄門・伊右栄門・作右■門・善世・介右■門・源助・孫左■門・■内・伊右■門・四■左栄門・■右栄門・安右栄門・権六・茂右栄門・忠右栄門・次郎右栄門 |
銘文 ※1、※2 |
【竿正面】 三界萬霊
【竿左面】 ■■■右衛門丞源俊理 ■■■■■門丞源俊房
【竿右面】 享保二十二丁辰年三月二二日
【基礎正面】 ■右栄門 伊右栄門
【基礎左面】 四■佐栄門 ■右栄門 安右栄門 権六 茂右栄門 忠右栄門 次郎右栄門
【基礎右面】 作右■門 善世 介右■門 源助 孫左■門 ■内 伊右■門 |